ロゴ

変化の風:オクラホマの大規模エネルギープロジェクトで500基を超えるGE製風力タービンが採用

ダニエル・クルーガー

オクラホマ州は20世紀初頭に米国の石油採掘産業を牽引しましたが、今や新たなエネルギー革命のリーダー的存在となりつつあります。強い風が吹き抜ける平原にはかつてオイルデリック(石油掘削用のやぐら)が点在し、石油で一山儲けようと集まった者や大企業も加わって大金を動かしていましたが、今では地下の化石燃料ではなく、無限にある風の力が巨大なブレードを回転させています。

この変化の中心にあるのは、持続可能なエネルギープロジェクトの開発を世界中で手掛ける独立系のリーディングカンパニーであるインベナジー(Invenergy)とアメリカン・エレクトリック・パワー(American Electric Power/AEP)が構築した新プロジェクト「ノース・セントラル・ウィンド・エナジー・ファシリティーズ(North Central Wind Energy Facilities)」で、風力を利用して1,485MWの再生可能エネルギーを生成することが見込まれています。このプロジェクトにおいて、GEリニューアブルエナジーが陸上風力タービン500基以上を供給することが決まりました。

ノース・セントラル・ウィンド・エナジー・ファシリティーズに含まれるのは、オクラホマ州中北部に位置する大規模な3つの風力発電ファーム(トラバース・ウィンド・エナジー・センター:Traverse Wind Energy Center/999MW、マーベリック・ウィンド・エナジー・センター:Maverick Wind Energy Center/287 MW、サンダンス・ウィンド・エナジー・センター:Sundance Wind Energy Center/199MW)です。AEPが所有・運営するこれら3施設の完成予定は現時点で2022年初期となっており、完成した暁にはGE史上最大の陸上風力プロジェクトになると期待されています。

ノース・セントラル・ウィンド・エナジー・ファシリティーズは、GE史上最大の陸上風力プロジェクトになると期待されています。最上部および上部の画像提供:GEリニューアブルエナジー

「私たちは世界中でよりクリーンなエネルギーを作り出すプロジェクトの開発を手掛けており、卓越性とイノベーションというコミットメントを共有できるパートナーを求めています」とインベナジーでエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフコマーシャルオフィサーを務めるジム・シールド(Jim Shield)は語ります。「AEPとその顧客のため、長年のパートナーであるGEとノース・セントラル・エナジー・ファシリティーズの稼働に向けて連携できることを誇りに思っています。」

よりクリーンで再生可能な風力エネルギーへの需要は米国でも高まる一方であり、国内の公共事業者は今世紀半ばまでにCO2排出を大幅に削減することを目的とした計画を作り始めています。さらに、連邦政府は洋上風力発電の導入拡大を推し進めており、再生可能エネルギーを経済復興計画の中心としました。ノース・セントラル・ウィンド・エナジー・ファシリティーズは、西半球では今年2番目にGEが建設を支援する陸上風力発電プロジェクトであり、本格操業時には1GW以上の再生可能エネルギーを生成すると見込まれています。 現在、米国での発電事業者による風力発電量は全体の約8%にすぎませんが、ノースセントラルや、同じくGE製風力タービンが稼働するニューメキシコ州中部の1,050MW規模のプロジェクトの「ウェスタン・ウィンド・スピリット(Western Wind Spirit)」などが運転を開始することで、この数値はさらに増え、影響力もさらに強まると見られています。事実、オクラホマ州におけるインベナジーのプロジェクトの規模は巨大であり、この契約でGEは、高さの異なるハブと定格容量の異なるタービンを組み合わせ、2.x-127タービン(492基)および2.x-116タービン(39基)を供給することとなります。

米国内で陸上風力タービンが普及するにつれ、発電事業者の再生可能エネルギーがより一層の影響力をもたらすようになります。画像提供:GEリニューアブルエナジー

「GEリニューアブルエナジーは、GE史上最大の陸上風力プロジェクトであるこのエキサイティングな取り組みに携わることが出来て嬉しく思っています」とGEリニューアブルエナジーの米国陸上風力発電担当CEOを務めるティム・ホワイト(Tim White)は説明します。「米国を含む世界各国が再生可能エネルギーのさらなる導入を推し進めています。インベナジーおよびGEは、この変化の流れが加速するよう、より安価で持続可能な再生可能エネルギーへの重大かつ継続的な転換に取り組む公共企業体やその他の大手企業から『選ばれるパートナー』となることを目指しています。」

メール配信メール配信