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変革の時:GECASとAerCapとの統合によりGEはよりシンプルで強靭な企業に変わるとカルプCEOは投資家に説明

トーマス・ケルナー

ラリー・カルプ(Larry Culp)は2018年秋に会長兼CEOとして入社して以来、GEを変革する使命を担い続けています。3月10日、GEは変革の道にさらに大きく一歩踏み出し、航空機リース事業であるGEアビエーション・キャピタル・サービシズ(GE Aviation Capital Services、GECAS)とアイルランドのエアキャップ(AerCap)社との統合に合意しました。この合意により、航空機、エンジン、ヘリコプターのリースを手掛ける業界最大のフランチャイズのひとつが誕生する一方、GEには240億ドルのキャッシュと、約60億ドルに相当する統合会社の株式持ち分46%を含めて300億ドル以上の価値がもたらされることになりました。

「今回の合意は単なる事業売却のひとことでは語りきれないのです。実質的に決定したことは、2社を統合することでいうなればより強固な航空機リースプラットフォームへ投資したことになるのです。そして、いずれは株式持分の売却でさらにキャッシュを得ることになります」とカルプは語りました。ここで彼が強調したのは、今回のディールが持つ「株主にとって真に肝要な部分」は今日合意したという事実よりも、GEにとって将来それがどんな意味を持つか、という点です。

カルプは「いま私たちの前にある戦略的好機を大いに楽しみにしています」と述べ、GEインベスター・アウトルック年次オンライン会議に参加した投資家に今回の取引はGEの債務を削減し、ビジネス環境の改革を加速させることにつながるため、GEが攻めの経営を行う一助になると述べました。さらに「この合意はパワー、リニューアブルエナジー、アビエーション、ヘルスケアの各部門でのGEの主導的地位をさらに高め、よりフォーカスを絞ったシンプルで強い事業会社への変革を示すことになります。今回のGECAS売却によって、今後はこれら4つのビジネスを共通の財務指標で示すことが可能になり、GEの経営手法が大幅に簡素化されます。これまでの2年以上にわたってGEはより強化され、事業パフォーマンス、オペレーション、そして文化にも磨きをかけてきました。今回の合意と相まって、GEは持続的に改善し続けるための基盤を再構築しています」とカルプは語りました。

GEの最高財務責任者(CFO)であるカロリナ・ダイベック・ハッペ(Carolina Dybeck Happe)は、今回得るキャッシュでGEは約300億ドル債務を削減することになり、2018年末からでは債務を700億ドル縮小してきたことになる、と決算発表後に投資家に伝えました。「大幅に改善された収益と相まって、GEは今回の債務削減で事業目標に到達するためのより確かな道を築いていきます」とダイベック・ハッペは述べました。また2021年のGEの調整後1株当たり利益は15セントから25セントになるとの見通しも明らかにしました。

GEには進み続ける力があり、今後もその力をさらに発展させていく所存だ、とカルプは語りました。「成長力、キャッシュ創出力、そして利益ある長期的成長を持続させることに狙いを定め、GEがさらに上を目指す力を解き放つことに自信を持っています。これにより、時間が経つにつれ1桁台後半のフリーキャッシュフローマージンがもたらされます」と彼は述べました。

これらの改善の多くはリーン経営に根ざしています。継続的な改善を要諦とするリーン方式は、新型コロナウィルス感染拡大のさなかでもGEが迅速に進み続けることを可能にする基盤です。「リーン方式とは単なるはイニシアチブではなく、課題解決と継続的な改善を中心に展開し、お客様に向けて価値を創造するという考え方です。GEは最大の成果をもたらすように設計された標準化されたリーン・オペレーションモデルを実装しているのです」とカルプは述べています。

たとえば、リーン方式によるより効率的な手法を見出したことからGEリニューアブルエナジーは在庫とサービスを管理するためのコストを数百万ドル節減することができました。GEガスパワーもリーン方式のアプローチを活用して発電機の製造方法を改善し、GEヘルスケアとGEアビエーションは、パンデミックと戦う臨床医向けの患者モニターの製造を迅速化するプロジェクトで連携しました。「リーン方式を活かし、お客様に寄り添った意思決定へのシフトは、私たちの業務遂行を改善し、文化を変革することに役立ちます。さらに、これらの改善された点は継続的で長く持ちます」とカルプは述べています。

また、カルプは次のように話します。「リーン方式は、運転資本の状況改善と共にGEがエンドマーケットでのチャンスを捉えることを可能にしました。つまり、脱炭素化を推進するためのエネルギー転換を主導し、より統合されパーソナライズされたプレシジョン・ヘルスをもたらし、よりスマートで効率的な未来の空の旅を提供することを可能にします。このことは、GEがなぜ、何のために存在するかの説明になります」と述べました。

3月10日のオンライン会議では、カルプとダイベック・ハッペに加えGEの各事業部門とGEリサーチを率いる各トップエグゼクティブもそれぞれのユニットの見通しを発表しました。各セグメント別の予想事業パフォーマンスを含む2021年アウトルックのプレゼンテーション詳細は、当社ウェブサイトのインベスター・リレーションズ情報セクションをご確認ください。

この日本語版は以下の英語版の仮訳です。詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.ge.com/news/reports/transformative-moment-gecas-deal-will-help-ge-become-more-focused-simpler-stronger-culp

将来見通しに関する開示の注記:

本文書中には、将来見通しに関する記述が含まれています。これらの記述には性質上、さまざまな程度で及ぼされる将来の不確実な事象に関するものも含まれます。当社の将来予測に関する記述で示された情報と実際の将来の結果が大幅に異なる要因となる可能性のある不確実性の詳細については、GEの将来見通しに関する情報、フォーム10-K年次報告書およびフォーム10-Q四半期報告書をご参照ください。当社は、将来見通しに関する記述を更新または修正する義務を負うものではありません。また本文書には、現在の見積もりと予測に基づく将来予測される財務情報も部分的に含まれています。実際の結果が大幅に異なる可能性がある旨ご了承ください。

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