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これからの道のり:カルプCEOが語る「2022年のGEのプライオリティ」

トーマス・ケルナー

GEは2021年11月、分社化を発表しました。それぞれ独立した事業を営む3社に分かれ、新しい道に踏み出すことを明らかにしました。そしてことし1月、GE会長兼CEOを務めるラリー・カルプは社員向けメッセージを配信し、GEが計画しているステップを伝えました。カルプは次のように記しています。「2022年にGEが掲げる目標は明確です。GEはアビエーション、ヘルスケア、エネルギーの3社に分社化し、それぞれが重要な高成長分野をリードする、より強靭でさらにフォーカスを絞った3つの企業となるための道を進みます。」

GEが歩みを進める原動力はリーン方式であり、継続的に改善を続けるというぶれない姿勢にあります。そのコアとなる原則は、安全性、品質、納期、そしてコスト(Safety, Quality, Delivery&Cost、以下「SQDC」)です。カルプはメッセージの中で次のように述べています。「SQDCはGEが優れた経営力を備え、お客様にサービスを提供するための基盤です。SQDCの順に記されることには意味があり、安全性(Safety)が先頭に来るのは、GEのすべての業務がその上に築かれるという根底にある基礎だからです。そして、安全性を重要視する私たちの姿勢をさらに強固なものにすることは、GEの最優先事項であり続けます。」

2018年に会長兼CEOに就任すると、カルプはGE全社にわたって本格的にリーン方式の導入を始めました。カルプは次のように記しています。「私たちはこの数年間で財務基盤を強化してきました。2021年末までに800億ドル以上の負債を削減したほか、リーン方式を活用してオペレーション体制も改善してきました。この継続的な債務削減と全社にわたるリーン方式のさらなる浸透がGEの財務基盤を堅固にし、既存事業か買収などによる新規事業かの違いを問わずあらゆる成長機会を通じてGEがより意欲的な経営姿勢をとることを可能にしているのです。」

さらに、カルプは次のように述べています。「こうした進展により、GEは世界的に急激に需要が高まっている分野である新しい空の旅、プレシジョンヘルス、エネルギー転換をリードすることができるのです。これらはいずれもGEにとっても大きなチャレンジではあるものの、お客様は当社の力量を認めると同時に、私たちの最善の努力も必要としていらっしゃいます。そのために、2022年もGEは土台作りを進め、まずはヘルスケアから始まる分社化によってそれぞれが独立した事業運営で成功するよう準備を進めます。」

また、カルプは次のように説明します。「GEは、それぞれが盤石な資本と良好な投資格付を備え、独立した事業運営を行う3社を設立します。分社独立後の3社は、よりフォーカスを絞った、独自の資本配分と柔軟な戦略性を活かせる企業として、お客様により優れたサービスを提供するとともに、業界ごとに異なる必要条件やダイナミクスに対応していきます。またさらに、独立後の3社はこれからの重要な成長機会を捉えるために、より迅速に行動することができるでしょう。」

カルプはメッセージを次のように結びました。「2022年になって10日あまりが経ち、私たちの仕事はすでに始まっています。これからの道のりに私は胸を躍らせています。」

メッセージの全文はこちら(英語のみ)をご覧ください。

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