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平原の風力発電所――59万世帯に電力を供給可能な巨大プロジェクトがニューメキシコ州に

サム・ウォーリー

ニューメキシコ州中央部で風を受けるのは高原に密生する草だけでしたが、様変わりする日は遠くありません。米国南西部の電力会社パターンエナジー(Pattern Energy)が建設するWestern Spirit Windが、4つの風力発電所から1,050MW以上の再生可能エネルギーを供給する予定です。完成すれば、同州最大の風力発電施設になります。パターンエナジーは今週、このプロジェクトにGEリニューアブルエナジーの2MWタービンを377基導入すると発表しました。

タービンの納入は既に開始されており、年内に商業稼働が始まる予定です。10年間のフルサービス契約を含む377基の発注により、59万世帯に電力を供給できる見通しです。Western Spirit Windは定格出力2.3~2.8 MWのタービンを採用し、風をつかまえやすいよう様々な高さのタワーに設置します。

GEリニューアブルエナジーの米国陸上風力発電担当CEOを務めるティム・ホワイトは次のように述べています。「Western Spirit Windプロジェクトでパターンエナジーと協力し、良好な関係を継続できることをうれしく思っています。GEの2MWプラットフォームはこの地域に最適であり、98%以上の稼働率によって持続可能でさらに低廉な再生可能エネルギーの確実な供給に貢献します。ニューメキシコ州の再エネ目標達成に向けた取り組みに私たちが協力できることを誇りに思います。」

ニューメキシコ州は2019年に太陽光パネルと風力タービンを活用した大胆なエネルギー目標を法律として制定しました。同州は民間電力会社と地方電力協同組合に対し、2030年までに使用電力の50%以上、2040年までに80%以上を再生可能エネルギー源でまかなうよう求めています。同州アルバカーキ市はさらに早く、2022年までにすべての使用電力を再エネにすることを目指しています。

GEリニューアブルエナジーとの契約がもたらすメリットは化石燃料への依存度を下げるだけではありません。パターンエナジーCEOのマイク・ガーランドは次のように述べています。「Western Spirit WindとWestern Spirit Transmission Lineは、ニューメキシコ州に新しいクリーン電力を大量に供給するとともに、同州に1,000件以上の建設雇用を生み出し、数十億ドルの経済効果をもたらすでしょう。」

画像クレジット: パターンエナジー

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