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GEが2023年第2四半期決算を発表

スティーブ・ウィノカー(IR担当バイスプレジデント)

GEは7月25日、2023年第2四半期の決算を発表しました。当日米国にて行われた決算報告会の詳細についてはこちらをご参照ください(英語のみ)。

2023年第2四半期決算の主なハイライト:

  • 受注総額は220億ドル、前年同期比59%増、既存事業ベースで同58%増
  • 総売上高(GAAPベース)は167億ドル、前年同期比18%の増収;調整後売上高*159億ドル、既存事業ベース比では同19%の増収*
  • 利益率(GAAPベース)は8.3%、前年同期比1,510ベーシスポイントの拡大;調整後利益率*は8.8%、既存事業ベースでは160ベーシスポイント拡大*
  • 継続事業ベースの1株当たり利益(GAAPベース)は0.91ドル、前年同期比2.00ドル増;調整後1株当たり利益*は0.68ドル、前年同期比0.32ドル増
  • 営業活動によるキャッシュフロー(GAAPベース)は3億ドル、前年同期比2億ドル減;フリーキャッシュフロー*は4億ドル、前年同期比2億ドル増

 

GEの会長兼CEOでありGE AerospaceのCEOでもあるH・ローレンス・カルプ・ジュニアは次のように説明しました。「GEの第2四半期の業績は好調で、第1四半期のモメンタムをさらに加速させたことから、上半期を確固たる業績で締めることができました。GEのポートフォリオ全体にわたる堅調なサービス部門の伸び、GE Aerospaceにおける需要の増加、リニューアブルエナジー部門の記録的な受注に牽引され、受注高および売上高が2桁増の伸びを示しました。本日、私たちは、市場の力強さと、各ビジネスでリーン方式を活かしよりフォーカスを絞った変革が、GE全社横断的にさらなる大幅な利益およびキャッシュ創出力の改善をもたらしていることから、通期見通しを上方修正いたします。」

カルプは続けて次のように述べました。「GE Aerospaceは急成長を遂げており、より顧客志向に、さらにサービス内容の拡充が進められています。一方、GE Vernovaもスピンオフに向けてさらに前進しつつ、リニューアブルエナジー部門の改善とパワー部門の継続的な業績向上が進められています。両ビジネスはそれぞれ独自の重要なミッションを掲げ、フォーカスすべき分野を持っています。GE AerospaceとGE Vernovaは双方とも2024年初頭に上場会社として独立する計画を順調に進めており、それぞれのオペレーションにますます磨きをかけています。」

全般的に、第2四半期および上半期の業績は好調でした。第2四半期もGE Aerospaceにおける旺盛な需要とリニューアブルエナジー部門での記録的な受注に支えられ、受注高および売上高*がともに2桁増の伸びを示し、モメンタムが継続されました。収益性とキャッシュの創出力も改善し、既存事業ベースの調整後利益率*は前年同期比160ベーシスポイントの拡大、調整後1株当たり利益*は0.68ドル、フリーキャッシュフロー*は4億1,500万ドルとなりました。特筆すべきは、上半期の調整後1株当たり利益が前年同期比で3倍を超える伸びを示し、すでに2022年通期の水準を上回っていることです。

GEの各ビジネスに目を向けてみましょう。はじめに、GE Aerospaceは急速な成長を遂げており、顧客志向の取り組みをさらに強化し、保守サービス部門の拡充を継続することで、受注高、売上高、営業利益で前年比2桁の成長を達成しています。また、旅客機向け保守サービス分野および防衛分野の両分野の貢献により、既存事業ベースの受注の伸びは37%増を達成しました。既存事業ベースの売上高*は28%の増収となり、装備・部品部門は保守サービス部門の2倍のペースで成長しました。利益は前年同期比で30%近くの増益となりました。とくに旅客機向けエンジンおよび保守サービス部門が好調で、GE Aerospaceの売上高は前年同期比32%の増収となりました。一方、防衛部門は短期的な改善と大幅な成長の両方を遂げつつあり、受注高は2倍以上に増加し、エンジンの生産基数は前年同期比74%増を達成しました。

つぎに、GE Vernovaではリニューアブルエナジー部門が改善を示し、パワー部門が成果を示し続ける中、2024年初頭での分社化に向け歩みを進めています。リニューアブルエナジー部門の受注の伸びは堅調で、グリッド(送配電)関連としては2つのHVDC(High-Voltage Direct Current:大規模高圧直流送電)プロジェクト、そのほか米国の大規模な洋上風力発電事業の受注、そして陸上風力発電部門が好調でした。風力発電およびグリッドの双方に渡って機器納入量が増加したことにより、売上高は既存事業ベース*で前年同期比27%の増収となりました。さらに、利益は、主に陸上風力発電およびグリッド分野で適切な価格の設定と生産性向上を背景に前年同期比、前四半期比ともに増益となりました。パワー部門は引き続き堅実な利益成長、利益率の拡大、確固たるキャッシュフローを確保したことから、GE Vernovaの今後の成長を支える重要な基盤となっています。

また、GE AerospaceおよびGE Vernovaの分社化に先立ち、ビジネス基盤の簡素化と強靭化にも引き続き尽力しました。2023年第2四半期にはGE HealthCare株式の持ち分32%を売却し、総額22億ドルの売却代金を計上しました。また、GEは9月にGE優先株の発行済株式すべてを償却する予定であることも発表しました。さらに、GEはポーランドのBPH銀行が保有するランオフ住宅ローンポートフォリオにおける将来の損失へのエクスポージャーを大幅に圧縮するために和解プログラムの受け入れを承認するなどの措置を講じることにより、レガシー負債を縮小しました。これらの措置に関連し、GEは非継続事業において10億ドルの追加費用を計上しました。BPH銀行の現在の現金残高は十分であるため、この費用に関連した追加の現金拠出は必要ありません。

今後の見通しですが、上半期の業績および引き続き好調な下半期の動向を見据え、2023年通期見通しを以下のように上方修正します:

  • 既存事業ベースの売上高*成長率を1桁台後半から2桁台前半へ上方修正
  • 調整後1株当たり利益*を従来の70ドル~2.00ドルのレンジから2.10~2.30ドルのレンジに上方修正
  • フリーキャッシュフロー*の想定レンジを従来の36億ドル~42億ドルから41億ドル~46億ドルに上方修正

 

また、GE AerospaceとGE Vernovaについても同様に通期見通しを上方修正します。GE Aerospaceは、10%台後半から20%の既存事業ベースの売上高*成長率、56億ドルから59億ドルのレンジの営業利益、そしてフリーキャッシュフロー*は前年比プラスを想定しています。GE Vernovaは、既存事業ベースの売上高*の伸びを1桁台半ば、営業利益が 4億ドルから1億ドルのレンジの赤字になることを想定し、フリーキャッシュフロー*は横ばいから若干の改善を引き続き見込んでいます。

GEの2つのビジネスは今年好調なスタートを切り、既に分社化を完了したGE HealthCareと共に、独立した2つの企業としてのオペレーションをさらに展開しています。そして、イノベーションに富んだサービス重視の業界リーダー2社として成功するための態勢がさらに整ってきたと確信しています。(以下略)

GEに変わらないご関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。

スティーブ・ウィノカーIR担当バイスプレジデントおよびIRチーム一同

* GAAPベースではない財務指標。これらのGAAPベースではない財務指標を使用する理由および最も直接的に比較できるGAAP財務指標との調整は、フォーム10-Q四半期報告書およびGEの2023年第2四半期決算資料をご参照ください。

本文書中には「将来見通しに関する記述」が含まれています。GEの実際の将来の業績が、将来見通しに関する記述で示されたものと大幅に異なる可能性がある不確実性の詳細についてはこちらをご覧ください。

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