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GE、2019年度の業績を発表ー売上、利益率、キャッシュフローの増加を達成

GEの2019年度決算は通期の財務目標を達成ないしはそれを上回る結果となりました。2019年度第4四半期および期末の決算において、売上の増加、利益率の伸び、キャッシュフローの黒字化を含む堅調な業績を達成したことを発表しました。

産業部門の2019年度第4四半期の売上*は4.6%増の247億ドルとなり、通期の売上は5.5%増の881億ドルとなりました。調整後利益率*は当期が410ベーシスポイント増の11.3%、通期が60ベーシスポイント増の10%に上方修正しました。 

産業部門のフリーキャッシュフロー*は、第4四半期は39億ドル、通期は23億ドルとなっています。当期の調整後の一株当たり利益*は0.21ドルと前年同期比で50%上昇しました。通期の調整後の一株当たり利益*は0.65ドルで14%上昇し、直近の見通しの中では最も高い水準となりました。

GEのラリー・カルプ会長兼CEOは、次のように述べています。「第4四半期はGEにとって堅調な通期決算となりました。通期の財務目標を達成ないしはそれを上回る結果となり、2020年に向けた成長軌道に乗っています。負債を縮小し、事業を強化するために行った果断な対応を含む2019年の成果を誇りに思います。私たちの取組みは継続しますが、GEの献身的なチーム、卓越した技術、グローバルネットワークがあれば、業績目標を達成できると確信しています」

第4四半期末の受注残は4,050億ドル分あり、前年比で15%増となりました。保守などのサービスが受注残の約8割を占めており、GEがお客様との長期的な関係構築を可能とする重要な収益源となっています。

また、債務比率の削減や全工場にわたるリーン・マネジメント方式の展開による業績改善などの重要な戦略的優先事項が進展しました。

負債については70億ドル削減し、産業部門のEBITDA有利子負債*倍率は前年の4.8倍から4.2倍となりました。Wabtec(ワブテック)社とBaker Hughes(ベーカー・ヒューズ)社の売却から得た資金によって、50億ドルの借入金の縮小を図りました。2019年初めには、借入金の縮小と米国年金給付の変更に係る債務削減のために現金を充てるため、BioPharma事業の売却も発表しました。

GEキャピタルは、債務を70億ドル圧縮し、負債比率の目標が前年の負債資本倍率5.7倍から3.9倍となりました。また、約120億ドルの資産圧縮を完了し、100億ドルの通期目標、250億ドルの2か年目標を上回りました。航空機リース事業のPK AirFinanceの売却は概ね完了しました。

今回の結果には「リーン生産方式」の導入を推進したことが反映されています。リーンによってGEは、一般的な管理や人事、戦略、予算の見直しだけでなく、全社共通の管理プロセスと指標を確立しました。例えばGEアビエーションはリーンを導入することで、ミシシッピ州ベイツビルの工場においてロスを60%超削減し、数億ドルに上るコストを削減することができました。

GEの主要事業も、GEパワーをはじめとし成長を続けています。例えば、ブラジルのポルト・ダ・セルジペ工場は、世界最高効率の発電所に採用されているGEのHA型ガスタービンシリーズのひとつである7HA.02ガスタービン3基をブラジルで初めて導入します。GEガスパワーのプロジェクトディレクターであるルシアノ・シルバは次のように述べています。「私たちは今回の導入と、ブラジルの人々に安定した電力を届けられることをたいへん誇りに思います」3つのタービンは、巨大蒸気タービンと3つの排熱回収ボイラー(HRSG)を備え、ブラジル北東部の電力需要の約15%に相当する1.5ギガワットもの電力をまかなうことができます。実際、ポルト・ダ・セルジペは南米で最大のコンバインドサイクルのガス火力発電所となります。

GEリニューアブルエナジーでは、GEの最新かつ最大の洋上風力タービンであるHaliade-X(ハリアデ‐X)が1日の発電量が262メガワット時に上る初めての風力タービンとなりました。この電力量は、Haliade-Xが設置されているオランダのロッテルダムの3万世帯に電力を供給するのに十分な量です。GEリニューアブルエナジーは、Haliade-Xの建設を秋には完成させ、同機のプロトタイプで発電した電力を、再生可能エネルギーを中核とした発電・売電事業などを手掛けるEneco(エネコ)社に販売する契約を締結しました。

GEアビエーションは航空機が正常に飛行することをサポートするだけでなく、より効率的なフライトも実現させています。一例として、エミレーツ航空は、どのように飛行機がより精密、正確に、自動化して運航しているのかを航空会社のアナリストとパイロットが理解できるよう、GEアビエーションのデータ分析プラットフォームを導入しています。

GEヘルスケアは、医用画像診断をより早く、やさしく、効率的にするため、数百枚の画像を確認し、疑わしいものがあれば医師へ注意を促すことのできるモバイルX線デバイスに搭載されるアルゴリズムであるCritical Care SuiteのようなAIを使用しています。最近、米国の食品医薬品局(FDA)の承認を受け、放射線技師は2020年にはこの技術を使い始めることができます。このAIは、臨床医がより作業しやすいように設計された多くのアプリを持つGEヘルスケアのプラットフォームであるEdisonプラットフォーム上で開発されました。TIME誌患者視点で設計されたGEヘルスケアのマンモグラフィシステム「Senographe Pristina with Dueta」を「2019年の発明品ベスト100」の一つに選出しました。Senographe Pristinaを開発した女性のチームはマンモグラフィ診断を受けるときに予想される多くの女性が感じる不安や不快感を軽減させることで、定期的な健診や乳がんの早期発見につなげたいと考えました。

上部画像:GEの世界最大の民間航空機用ジェットエンジン、The GE9X。画像提供:GEアビエーション

*Non-GAAP

 

2019年度第4四半期のハイライト

Powering Ahead
米国ペンシルベニア州に拠点を置くフェアビュー天然ガス火力発電所が予定より早く完成しました。同発電所は、GEパワーの7HA.02ガスタービン、蒸気タービン、発電機、そして制御装置を使用して稼働しています。

Prime Mover
世界で最も強力な風力タービンであるHaliade-Xは、オランダで同機初となる発電と顧客への電力供給を行いました。GEリニューアブルエナジーは、米国と英国で5GW以上の電力を供給する予定です。

Swedish Sustainability
GEリニューアブルエナジーの陸上風力タービンCypressは135,000戸以上の住宅への電力供給を可能とします。このプロジェクトは2021年に開始する予定です。

Flying by Numbers
GEアビエーションのソフトウェアは、ドバイに拠点を置くエミレーツ航空のパイロットにより効率的な飛行支援を提供します。

Long-haul
カンタス航空は、超長距離飛行のテストするために、プロジェクト・サンライズ(研究フライト)を立ち上げました。GEアビエーションのGEnxエンジンは、昨年秋に行われた初のニューヨーク・シドニー直行便の試験飛行で重要な役割を果たしました。

Innovative Care
患者治療の快適性を高めるために作られた2つのGEヘルスケア製品が、名誉あるリストに選出されました:TIME誌の「2019年の発明品ベスト100 ヘルスケア部門」(Senographe Pristina)とAunt Minnie’s Best New Radiology Device of 2019(AIR Family of flexible RF Coils)

Innovative Imaging
欧州16カ国の患者がAffidea(アフィデア)社のケアセンターネットワークに新たに追加された300以上の新しい撮像装置の恩恵を受けることになります。GEヘルスケアが納入した同装置は、ほぼリアルタイムで臨床医の共同研究を強化するデータドリブン型機能を提供します。

Meet Our Commitments
Airline Economics社の「ディール・オブ・ザ・イヤー」を受賞したGEキャピタル・アビエーション・サービスの融資事業であるPK AirFinanceは、第4四半期にアポロとアテネへの売却契約の大部分を成立させ、新たなスタートを切りました。

Our Digital Future
私たちのデジタルの未来 – 産業用ソフトウェアとアナリティクスの先発者として、GEデジタルはGEの中核であり続けています。GEデジタルCEOのパット・バーンから電力、送電網、石油、ガス、並びに一部の製造業の顧客にサービスを提供するユニークな機会に関する話をお聞きください。

All Lights on C by GE
GEライティングのコネクテッドライティングは、米国の技術系ニュースサイトThe Vergeによってその革新性が認められました。Cスマートスイッチと調光器は、2020年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショーで「Best Smart Home Thing」を受賞しました。

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