1月3日の株式市場の取引終了後、GEはヘルスケア事業部門の分社化を完了し、同事業はGE HealthCare Technologies Inc.としてあらたなスタートを切りました。ナスダック市場に上場したGE HealthCareの銘柄コードは「GEHC」で、1月4日から売買が開始されています。

GEの会長兼CEOであり、GE Aerospace（GEエアロスペース）CEOでもあるH・ローレンス・カルプ・ジュニアは次のように述べています。「GE HealthCare分社化の成功は、私たちGEの変革、すなわち重要かつ成長著しい事業分野にフォーカスする3つの独立した企業へと変革する過程において、きわめて大きな節目となりました。また、私はGEとGE HealthCareの両チームをたいへん誇りに思っています。彼らはこの素晴らしいビジネスをプレシジョン・ヘルスにフォーカスし、業界をリードする投資適格企業として独り立ちさせるために尽力してくれました。」

カルプはさらに次のように述べています。「今後私たちには2024年初頭にGE Aerospace とGE Vernova（GEベルノバ）の分社化も控えており、両社のポテンシャルもさらに解き放たれることでしょう。分社化に向けた準備も万端です。両社は世界的なリーディングカンパニーとなり、よりスマートで効率的な『新しい空の旅』の未来を切り開き、『エネルギー転換』による脱炭素化を促進します。リーン方式とイノベーションを核とする私たちGEにとって、これ以上ないほどに胸躍る未来が待っています。」

私、筆者であるスティーブ・ウィノカーはカルプと短い会話を交わし、このエキサイティングなマイルストーンとGEの次なる展開について話を聞きました。その様子はこちらからご覧いただけます。

IR担当副社長スティーブ・ウィノカーおよびIRチーム一同