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ビッグウィンドでビッグウィン: GEの世界最大洋上風力タービンHaliade-X、世界有数の米国顧客を獲得

サム・ウォーレー

マサチューセッツ州東端のケープコッドの南に位置するマーサズ・ヴィンヤード島は、著名な富裕層が避暑にやって来ることで知られています。彼らは癒しとエネルギーを補給するためにこの島を訪れますが、島はまもなく全く違った形のエネルギーでもその名を知られることになるでしょう。大西洋の沖合15マイル(約24キロ)ほどに設置される予定の風力発電所がその一翼を担います。ヴィンヤード・ウィンド1(Vineyard Wind 1)は、発電容量は800MW、米国で初となるスケールの大きな洋上風力発電プロジェクトで、2023年にマサチューセッツ州の家庭や企業にクリーンなエネルギー供給を開始する予定です。

この風力発電所は強力な新型タービンによってそのエネルギーを生み出します。事業主体となるヴィンヤード・ウィンド社は今週初め、プロジェクトの優先タービンサプライヤーとしてGEリニューアブル・エナジーを選定したと発表しました。採用されたタービンは、現在稼働中の洋上風力タービンの中で最も強力なGEのHaliade-Xです。 「いま私たちは自社プロジェクトの将来だけでなく、今後数十年で急激に成長することが期待される業界全体の将来にとっても決定的な瞬間を迎えています」とヴィンヤード・ウィンド社のCEOを務めるラーズ T.ペダーセン(Lars T. Pedersen)は言います。

この発表によって、GEリニューアブル・エナジーは米国の洋上風力発電開発における役割を確固たるものにしています。GEのHaliade 150-6MW洋上風力タービン5基が、米国初の洋上風力発電所であるロードアイランド州ブロック島沖で既に稼働中であることに続き、再生可能エネルギーを扱うデンマークのオーステッド社によってHaliade-Xも米国ニュージャージー州とメリーランド州の沖合2か所にある風力発電所に導入される予定です。

ヴィンヤード・ウィンド社の発表により、Haliade-Xに関する一連のニュースに更に大きなマイルストーンが加わりました。先月、Haliade-Xは正式な型式証明を取得したことから安全かつ確実に設計仕様に従って動作することが証明され、それに伴いGEの顧客がタービンを購入する際の資金調達も有利になりました。 GEはHaliade-Xの発電量が12MWになるように設計しましたが、オランダで実施したプロトタイプ試験の結果、当初の設計目標を上回る13MWの発電が可能であることがわかりました。

また、今年9月には英国の北海沖合のドッガー・バンク洋上風力発電プロジェクト向けにHaliade-Xを190基供給することに合意し、GEはHaliade-Xの初の契約に署名しました。 2026年の竣工予定時には世界最大の洋上風力発電所になる見込みです。

画像提供: GEリニューアブル・エナジー。インフォグラフィッククレジット:GE Reports (インフォグラフィックをクリックすると拡大表示します。)

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